FERRARI 375 PLUS #04

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たいていの日本人にとって祝うべきクリスマスとは12月24日のことであって、それを過ぎればもう正月気分です。いつからこうなったの?
僕はといえば、模型製作と読書に没頭できたなかなか素晴らしい連休でした。もちろん一人。
なんだかな。
 
さてさて、写真はデカール貼付用の捨てクリアーを吹いたところです。
また埃を噛みました。ベランダを塗装ブースとしているかぎり、理想的な塗装面は得られないことに納得するべきです。
最後に表面がつるつるになっていれば、さしあたり問題ないのです。
 

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懸案事項だったデカールですが、eBayにてルマン出場者用のデカールを販売している出品者を見つけました。もちろん375 Plusもあります。
早速注文してみたところ、なかなかの手作り感。すこし不安になります。(写真左下)
フェラーリエンブレムも擦れ気味ですね。
どうせメーターやホーンボタン用のデカールも必要になるわけだしということでラクーンオートさんよりFortissimo43の315S用のスペアデカールを取り寄せ、活用することにしました。(写真右下)
品質はまさに日本製といった感じです。
 

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まずはFortissimoのエンブレム&メーターデカールを無難に貼り終えてから、海外出品者の自作(風)ゼッケンデカールに挑戦。
で、いざ貼ってみたらびっくり。ゼッケンサークルの白が透けています。
しかもセル層が厚いくせに全体としてはコシが弱く、あーだこーだ位置決めをしているうちに印刷が擦れてきてしまいました。自作デカール恐るべし。
とくに背中のゼッケンがひどいことになっていますね。
タッチアップを頑張ってみても、そもそもデカールが透けているため、修正箇所が目立つばかりです。
もしかしてもしかして、クリアーを吹いてみたらそこまで汚く見えないんじゃないかと思い、一度全体に吹いてみましたが、結果はご覧のとおり。
ひどすぎますね。さすがにこのまま製作を進めても、モチベーションが下がるばかりです。

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で、結局こうなるわけです。
シンナー風呂の力で、デカールも塗装もパテも溶けていきました。
こんなことなら、クリアー吹きなんてやめておけばFortissimoのデカールを回収できたかもしれないのに…。勿体ないことをしました。
 

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一度大失敗したんだから今度はじっくり慎重にやればいいのに、年の瀬の魔力のせいか、早速の挽回を試みております。
Mr.メタルプライマー改→Mr.サーフェイサー1200を二周して、1500番のペーパーで研いでからの、Mr.カラー1番。
気が逸っているため、前回よりやや精度が落ちているかもしれませんが、僕にとって模型製作は趣味なわけです。良くも悪くもそのときの気分が製作に反映されるのは仕方のないことでしょう。
すこしかわいそうですが、今回375 Plusにはこういう役目を負ってもらうことにします。
 
冬場はやはり塗料の乾燥が遅いので、年内にできる作業はここまででしょう。
今度はゼッケンサークルをマスキング塗装で仕上げるつもりなので、ちゃんと乾燥させてからでないといろいろ問題ありです。
それに、年末は実家に帰省しなければなりませんし。
 
というわけで、みなさま良いお年を。
年明けにまたお会いしましょう。