FERRARI 375 PLUS #03
今回もMr.メタルプライマー改→Mr.サーフェイサー1200
二巡ほど回ったところでちょうどいい具合に落ち着いたので、 最後に1000番のペーパーで全体を研いで終わりとします。
写真ではかなり斑に見えていますが、 実際はけっこうつるつるです。
あらかじめ400番のペーパーで足付けしたにも関わらずサーフェ イサーの食いつきが悪いような気がしたのは、 やっぱりプライマーが薄かったからでしょうか。
鍋に塩胡椒を放り込むんじゃないんだから、 もうすこし精度の高い稀釈を心掛けるべきでした。
フェンダーの縁はモーターツールで薄く削ってあります。
前作よりも果敢に攻めた挙句、所々失敗していますが、 サーフェイサーの塗膜で揉み消しました。
ところで、薄々感じてはいたのですが二作目にしてようやく、 スジ彫りが太すぎることを確信しました。
1/43のスジ彫りはこの工具では厳しいようです。 次作から検討してみましょう。
相変わらず線がよろよろ曲がっている件に関しては…どうしよう。
また考えます。
ちょっと濃いめに稀釈したものを全体にしっかり吹きつけて真っ白 にしてから、薄く稀釈したもので表面をつるっと平滑にします。
と言うだけなら簡単ですが、 実際は薄い塗料を近くで吹きすぎてスジ彫りが埋まりそうになりま した。危ない危ない。
写真は二晩乾燥させてから、 噛んでしまった埃やパネルラインの縁に盛り上がった塗料を1 500番のペーパーで処理した状態です。
で、白地に赤を吹いてみた結果は、やっぱり全然違いますね。
前回よりも遥かに鮮やかな色味です。色透けおそるべし。
ちょっと埃を噛んでしまったので、乾燥後に再度ペーパー当てが必要です。
それにしても、ボディが赤くなると一気に気分が盛り上がります。
レースでとりあえず赤い車を見ると応援してしまうというイタリア人の気持ちが理解できるような。