FERRARI 375 PLUS #06
みなさまごきげんよう。
仕事やら私用やらでバタバタしているうちに、 いつの間にか一ヶ月も経ってしまいました。あわあわ。
ボディはもう砥ぎ頃を迎えていますが、その件はまた次回として、 今回はこの一か月間でチマチマ進めていた諸作業のご報告。
まずはボディ底板と運転席周りの工作です。
キットのシフトゲートは実写と全然違うのですが、 ここは雰囲気だ、ということで存置します。
シフトノブはBBRの余り物から流用しました。
ペダル類もやや甘いモールドですが、存置し、Mr. メタルカラーのアルミを筆塗りして軽く磨いておきました。
ここら辺はタメオの汎用パーツでも使えば精度を上げられるのです が、全体の工作レベルを考えると、 今回はこの程度のディテールで済ませておいたほうが良さそうです 。
コクピット前後には台座固定用に小型の六角ナットを埋め込んでおきま した。
色味に関してですが、全体に艶消しブラックを吹いてからシートとセンターコンソール(でいいのかな?)を残してマスキングし、ジャーマングレー+光沢ブラックを吹いています。
さらにエナメルのフラットブラックでスミ入れを施し、革の質感が出ないかと期待しましたが…写真だとほとんど分かりませんね。
肉眼では一応判別できるのですが。
裏側にいってみましょう。
一体成型のエグゾーストパイプは整形が難しかったので、思い切って作り直しました。
直径1.5mmの真鍮線と真鍮パイプを組み合わせています。
本来ならハンダを駆使して強度を確保するところですが、横着して瞬間接着剤+エポキシ接着剤で済ませてしまいました。
その代わり、1.0mm×0.2mmの真鍮帯金で底板にしっかり固定しています。地味に時間がかかりました。
その他小物類です。
まずは左端のステアリング。
キット付属のプラスチック製のものを細く削ってから、全体をタンで塗装。その後ウッドブラウンと光沢ブラックで木目を描いて、最後にクリアーオレンジ。
スポーク部分は光沢ブラックを吹いてからMr.カラーのメッキシルバーを試してみました。あまりのメッキ感にたじろいでしまいます。
フェラーリエンブレムは315S用のもの。
全体的に雰囲気は悪くないのですが、そもそも素人がプラスチックを削ったもの。シャープさに欠けます。次回からはちゃんと金属で作るべきかもしれません。
お次はコクピット中央の配電盤。
トノカバーで半分隠れちゃうし、今回はこれでいいかなと。
そしてサイドミラー。
直径2mmのプラ棒と0.3mmの洋白線を組み合わせて作りました。
ミラー部分は290MMの余り物です。磨き込みが足りないし、実はサイズが合っていません。
気を抜きすぎです。
最後はブレーキドラム。
実際あまりよく見えないけれど、何もないとホイールの向こうが透けてしまうということで、とりあえずプラ板でざっくり作っています。
他にも作りかけの小物がありますが、モチベーション維持のためにも、そろそろボディを研いでしまいましょう。