ASTON MARTIN DB4 GT ZAGATO #02

f:id:kreuzung:20190710125438j:plain

みなさまごきげんよう

約一月ぶりの更新となりますが、ちまちまと作業を進めておりました。

まずはボディーにMr.メタルプライマー改→Mr.サーフェイサー1000をたっぷり吹き、不陸部分にMr.サーフェイサー500を塗り込んだ図。

 

f:id:kreuzung:20190710125542j:plain

これを600番のペーパーでくまなく研いでから、Mr.メタルプライマー改→Mr.サーフェイサー1200。まだまだ表面状態がいまいちだったので、1000番のペーパーで研いでから改めてMr.メタルプライマー改→Mr.サーフェイサー1200。
最後に1500番のペーパーで全体をツルツルにして下地処理終了とします。
写真ではbefore/afterの違いが判別できません、参ったな。
DB4GTZはボディーワークの美しさが有名ですので、すこしばかり表面処理にこだわってみようと思った次第です。
 

f:id:kreuzung:20190710125629j:plain

いよいよボディーカラー塗装です。
この車体番号0200/Rの特徴はなんと言っても、限りなく黒に近い濃紺のボディーカラーでしょう。
出来合いの色を探しても良かったのですが、せっかくなら自分で調色してみようということで、フィニッシャーズの塗料を物色してみました。
自分がひとかどのオートモデラーであると錯覚させてくれる、この秀逸なボトルデザインに惹かれてしまったわけです。
まず用意したのは、色気があると評判のブルーブラックと、定番のピュアブルー。
これを混ぜてみたところ、すこし赤味が足りないと感じたので、隠し味的にクリアーレッドを加えてみました。ちなみにブルーブラックは、青というよりも緑がかった黒という印象でした。(写真右側のカラーチップです)
ネット上に転がっている0200/Rの写真はどれも色味が異なっていて、まったく困った謎色なのですが、僕のイメージではどういうわけかすこし紫がかった濃紺です。
子供のようにびちゃびちゃ塗料を混ぜ合わせて出来上がった色が左側のもの。特別色彩に敏感なわけでもありませんので、これ以上の無意味な深追いは控えることにします。計量なんて言葉は知りません。
 
f:id:kreuzung:20190710125659j:plain
ベランダ塗装派にとって梅雨は忌むべき時期ですが、湿度が80%を切ったのを好機に思い切って塗装してしまいました。すこし冷や冷や。
今回は二日に分けて二度吹きをしてみました。一度しっかり吹いてから一晩乾燥させて、翌日2000番のペーパーで埃を削り取った後、仕上げ吹き、という流れです。
一晩時間をおいてみて、吹き洩らしている箇所を見定める目的もありました。
一度目の塗料が濃かったせいか柚子肌気味になっていますが、結果はまずまずでしょう。表面の平滑さはクリアー塗膜に担ってもらうことにします。
肝心の色味のほうですが、すこし赤が強すぎたかなー、、と思わなくもない程度。暗さはイメージ通りです。
このままでいきましょう。
 
f:id:kreuzung:20190710125853j:plain
先程の写真は夜間にLEDデスクランプ下で撮ったもの(たぶん昼白色)ですが、こちらはそのLEDを消して天井の蛍光灯だけで撮ったもの。同じ色とは思えません。
まさに謎色。オッケーです。
じっくり乾燥させてデカール貼付に臨みましょう。
 

f:id:kreuzung:20190710130008j:plain

f:id:kreuzung:20190710130044j:plain

底板のほうもすこしずつ作業を進めていました。
気泡にシアノン+ベビーパウダーを充填し、ポリパテで形状修正し、全体を400番のペーパーで均しています。
シート周辺もがりがりと削りました。別体化するほどの労は執りませんが、すこしシャープな印象にしたかったので。
一体モールドだったエグゾーストパイプも削り取り、φ1.5mmの真鍮線、真鍮パイプ、そしてφ2.6mmのアルミパイプを組み合わせたものに置き換えます。
そして六角形に彫った窪みに台座固定用のナットを沈め、瞬間接着剤とエポキシパテでがっちり固定しておきました。
ちなみに僕はタミヤミニ四駆ビスセットAを使っています。
ちょうどいい大きさのビスとナットに加えてアルミのスペーサーまで付いてくるので、これ一袋で台座固定に必要な素材が揃います。値段もお手頃で助かります。
 
さて、次回は底板にもサーフェイサーを吹いて整えていきましょうか。